今回は、学生のときにカナダに語学留学に行ったときの話をします。
当初ホームステイをしていましたが、3か月でやめました。
なぜかというと、
- 食事が合わなかった
- ホストマザーに嫌われた
が、主な原因です。
ホームステイ先は事前に選べないので運もあります。
わたしの場合は、食べ物以外はとても良かったです。
実際にホストのご両親、おじいちゃん・おばあちゃんからは優しくしてもらい、心の支えになっていました。
現在のコロナ禍で、留学はむつかしい状況です。
海外留学を目指している人も多いと思います。1日も早く留学や進学できる日が来ることを祈っています。
わたしが留学したのは、2004年と随分前ですが、その時の体験をお伝えします。
食事が合わなかった
留学先は、カナダの内陸部にある小さな街。
内陸なので冬はマイナス20度とかでした。
ホームステイ先は、夫婦と幼い子供2人の家庭です。
生活が始まり、、すぐに問題に直面しました。
それは食べ物です。

鶏、豚、牛の日替わりでグリル。付け合わせの野菜はなし。
野菜や果物は食べない家庭で、栄養は全部サプリから取っていました。
日本で今までわたしが食べていたものは、サバ、イワシ、アジなどの青魚や、豆腐や野菜など和食が中心です。
それがいきなり肉食になり、つらかったです汗
料理の担当は、いつもホストファザー(お父さん)。
何か食べたいものがある?と聞かれたときは、「魚と野菜が食べたい」と答えました。
買ってきてくれたのは、サーモンの缶詰と冷凍野菜。
留学するとジャンクフードや甘いモノをたくさん食べるから太るよと言われてたけど、慣れない食生活で、最初の1か月で5キロぐらいやせました(そのあと回復しました)。
ホストマザー(お母さん)に嫌われた
ある日、ホストマザーに言われた言葉。
「以前ホームステイしていた学生は本当に良かった、わたしたち姉妹みたいだった」
前にホームステイをしていた学生は、甘いお菓子も肉もよく食べたそうで、一緒にいて楽しかった。わたしと逆だったと言われました。
「あなたは、好き嫌いが多すぎる」
You are pickyと言われたとき、言葉の意味は分からなかったけど、嫌われているんだということは理解でき、ショックでした。
学校から戻ると家族の食事は済んでおり、避けられてる?と感じました。
それ以降、自炊してひとりご飯になりました。

ちなみに、自室は地下にあったので、ほとんどホストファミリーと顔を合わせることもなかったです。
英語を使って生活するためのホームステイだったけど、途中からは一人暮らしのようでした。
最初は寂しいかったけど、ひとりで気が楽になったことは大きかったです。
ホストファミリーの両親に支えられた
実は、同じ街に住んでいたホストファザーのご両親(おじいちゃん、おばあちゃん)が、本当に良くしてくれました。
ご飯に呼んでくれたり、家に泊めてくれたり、時には訪ねて手土産をくれたり、話し相手になってくれたり。
バスが不便なときは送り迎えをしてくれたこともあります。
とても優しい方々で、毎回会うのが楽しみでした。

ホームステイが終わったあとも、おじいちゃん、おばあちゃんと手紙をやり取りしていました。
辛いこともあったけど、2人の存在があったから、留学が良い思い出になったと思います。
これも運かも♪
おわりに
結局ホームステイは3か月でやめて、その後は大学寮に入りました。
ホームステイはうまく行かなかったけど、ホストご両親のご厚意に助けられたことが幸い。
以上、ホームステイの体験をお伝えしました。