「人生がキラめく靴選び~ストレスなく歩ける! スタイルも整う! !」この本を何度も読みこんでいます。
↑↑こちらが本の題名ですが、私は勝手に「かかと本」と読んでいます。
かかとへの情熱にあふれる著者の森千秋さんは、靴の専門家であり、かかとの研究者です。
かかと本を読んで、かかとに支えられ生きている!かかとを大事にしようと思いました。記事のさいごには靴選びのポイントも紹介します。
では、本の感想をお伝えします。
「かかと」がこんなに大事だとは知らなかった
今回なぜこの本を読んでみたかというと、自分も家族も足のトラブルが何かしらあるから。
【足のトラブルや痛みの例】
- 立ち仕事で足が痛い、むくむ、背中が痛い
- 浮足と巻き爪。歩き方が悪い、靴底がすぐ磨り減る
- パンプスをはいて仕事。足が痛い、股関節が痛い
- 幅広で大きいサイズのスニーカーやサンダルをはいている、腰痛
これらは私を含めた家族の足トラブル例です。
みなさんは足のトラブルがありますか?
靴を選ぶとき、サイズと足幅は気にしていたけれど、靴がかかとにフィットしているかとは考えたことなかったです。
サイズの合っていない靴で、かかとがフィットしていないとどうなるか?
立ったり座ったり歩いたりしている間、かかとは不安定なまま動いている。
何を意味するかというと、じわじわと足やひざや腰の運動機能の低下につながると森さんは説きます。
足が痛いな~と思っていた背景には、トラブルの元を作っていたんですね💦
なぜ「かかと」が大事なのか?
もうひとつ質問です。
ひも靴やスニーカーをはくとき、ひもを締めますか?
面倒だから、少しゆるくひもを結んだまま脱いだり履いたりしていませんか?
私の家族も「えー毎回?めんどくさーい」といって、ほどいたり結んだりしません。
私はぜんぜん面倒くさくないので、毎回ひもをほどいて、しめています。毎回しないと気になって仕方ない💦
私の場合は、登山をするためひもの結び方やフィット感には敏感なほうだと自分では思っています。
では、なぜひもを閉めるのが大事なのか?それは、かかとがおさまる=靴の中で足が安定するからです。
ちょっと極端ですが、パカパカしたヒール靴と歩きやすいスニーカー。どちらを履いているかで、歩き方・姿勢・足へのダメージの違いが分かりますよね。
かかとは成長しない
足のサイズは、身長や体重と同じく比例。しかし、ほとんどの人は「かかと」は大きくならないと森さんはいいます。
もちろん、足の形や厚さ、脚力・筋力は人それぞれ違うのですが、もともと細いかかとの方もいます。
靴づくりでは、かかともサイズによって大きくまたは小さく作られるため、自分の足のサイズで、かかとが安定する靴を選ぶことが大事というのが全体のサマリーです。
次の写真は私の靴のインソールです。Aは足が痛くない靴で、Bは足が痛くなった靴のインソールです。
Aはかかとがおさまるような形になっているのがわかります。一方でBはペタンとしています。
かかとが大事なのはわかったけど、毎日ひも靴は履けないという方もいらっしゃいます。
ヒール靴やパンプスを履く女性です。
かかと本では、これらをおすすめされています。
- かかとサポーターを履いてみる
- かかとが安定するインソールを入れる
- 仕事以外はひも靴にして過ごす
かかとサポーターは薄手から試してみてください。
失敗例:幅広だけで選んだスニーカー
以前、私は飲食店で立ち仕事をしていました。足が痛いし、むくんで、背中も痛い。
足がむくむから幅の広いスニーカーをわざわざ履いていましたが、改善することはなかったです。
今ならわかる!あの時足が痛かった原因は、幅が広すぎたため足のアーチは崩れてしまったからです💦
ひもの結び方
森さんのひもの結び方を、私の幅広スニーカーを使ってお伝えします。
まず、ひも全体を緩めます。
1.全体のひもをゆるめる 2.足にフットするようしめる 3.甲の高い位置はピシッとしめる
上から少しずつフィットさせて、ひもをしめていいきます。
めんどくさーいと言わずに・・この手間が足のために大事です(笑)
最後は、かかとに隙間がないようにフィットさせて完了です。
おわりに
最後に、足に良い靴の3ポイントを紹介しておわりにします。
- かかとが固い(芯材が入っている→かかとの安定)
- くねくね曲がらない(→土踏まずをサポートするチャンクが入っている)
- ひもやマジックテープがある(→足にフィットする)
これらのポイントを調べるのに手っ取り早い方法は、自分の靴のかかとをやさしく触ってみてください。いくつかチェックすると違いが分かると思います。
ゆるいオーバーサイズの服が流行っても、靴は正しいサイズで足にフィットするものを!!ゆる靴をずっとはくと足のトラブルのもとになります。
かかとをもっと知りたい!と気になった方はぜひ読んでみてください♪