1000mの崖に挟まった岩に立つシェラーグ【Kjerag】

ノルウェーでトップ3にランクインする登山に行ってきました。

その名は、Kjerag(シェラーグ)

リーセフィヨルドが目の前にあり、さらにフィヨルドに挟まっている奇岩の上に立つことができます。

標高は1000m、その真下はフィヨルドという背水の陣の覚悟でいく登山です。(もちろん、ムリは禁物)

では、シェラーグのハイキングの様子をお伝えします。

Keragハイキング情報

Kjeragの看板

今回、わたしがシェラーグに行くのは3回目です。

最後に行ったのは、2014年と、けっこう前です。

ノルウェーでもトップ3に入る有名な場所で、世界中から登山者がやってきます。

夏のハイシーズンはツアーも出ています。

山頂には残雪

グーグルパップをひらく

今年は5月後半に道路がオープンしたので、少し早い時期に行きました。

登山日:2023年6月1日

シェラーグに行く道は、11月から5月中頃までの間は通行止めです。道路情報:リーセフィヨルド公式HPリンク

ちなみに、同じリーセフィヨルドに面しているプレーケストーレンは、通年で歩けます。

5時間のハイキングで、日帰り登山におすすめです。

プレーケストーレンの登山記です↓

https://manasanpo.com/preikestolen-042023/
あわせて読みたい

いざ、Kjeragへ

シェラーグの駐車場

駐車場からスタートです。

駐車代は300kr/日。2023年6月のレートで日本円で3900円です。

10年前と比べると、さすがに値上がりしていましたが、3倍は高い。

水洗トイレがあるので行っておきます。途中はトイレはないです。

往復10キロ。登山時間の目安は休憩を入れて5時間です。

わたしは6時間かかりました

岩場が多くなります

アップダウンは3回あります。高低差は570m。

道は分かりやすい

赤い印が目印で、たくさんあるので迷いません。

鎖を使って、上り下りします。

苦手な方はむつかしいかもしれません。

3か所とも鎖があるので、ムリはしないようにしてください。

緊急用の避難所

こちらは緊急用シェルターです。

休憩中です

休憩をしています。

雪解け

雪も風もあったけど、寒くはなかったです。

さぁ、最後のアップダウンにきました。けっこう急ですよ。

距離をとってのぼる

帰りは同じ道を歩きます。

勾配がキツイところは、上を向いた状態で下りました。その方が歩きやすかったです。

足元の花

途中でケガをしないように、ゆっくり、ゆっくり歩きました。

雪の上

登頂に着くと、雪になりました。

一応、アイゼンを準備しましたが、使いませんでした。

標高1000m

標高1000mまで来ました。

奇岩まであと300mです!

雪に埋まった標識

この先に出ると、もうリーセフィヨルドが見えます。

雪道の先にあるのが

・・・

崖に挟まった岩

シェラーグボルテン、奇岩です!

崖に岩が挟まっています。

標高1000mなので、本当にこわいです。

雪もあるし、靴が滑りやすいので、岩に乗るときは、全神経を使います。

のったどー!

勇気を持って、ジャンプ。岩に立ちました。

アップです

写真を取っている間、風が強くなってきて、本当にこわかった汗

足ががくがく。

夫が行きます!

いち
さん、ダー!

今回の装備

今回の装備

マストアイテムは、サングラス、日焼け止め、登山靴です。

残雪があり、日中は太陽の光はかなり眩しいです。

日焼け止めも3回ぬり直したけど、焼けました。

サングラスは、TALEXのオーバーサングラス

靴は、スポルティバのウルトララプターを履いて歩きました。

ダウンジャケットも一応持っていきましたが、天気が良かったので使いませんでした。

夜はフリースがあれば大丈夫でした。

上はメリノウール長袖。下は夏用のハイキングズボンを着用です。

おわりに

シェラーグは本当にこわいけど、一生のうち一度は行ってみたい場所です。

動画も作ったので、良かったらご覧ください。

オーバーサングラスのレビューです

https://manasanpo.com/talex-oversunglass/
あわせて読みたい

登山靴のレビューです

https://manasanpo.com/lasportiva-ultraraptor2-review/
あわせて読みたい
  • B!