前回の投稿では、衣類乾燥機は便利だという話をしました。
まだご覧になっていない方は一度お読みいただけると嬉しいです。
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衣類乾燥機は便利な家電なんですが、ちょっとの手間がかかる。
私は乾かすときに、絡まないように工夫したり、洗うもの・乾かすものでグループ分けをしています。
今日は同じ衣類乾燥機でも、ミーレの衣類乾燥機を使ったら、その手間がなくなって、ストレスなく快適に使えるようになったという話です。
そもそも、衣類乾燥機って乾かすだけだし、「どれもだいたい同じじゃない?」と思っていました。
そう、、ミーレを使うまでは!
ミーレといっても、最新のものではなく、2008年発売のモデルを使っています。
「まぁ、古いし、他と大差ないでしょ」とか思っていたんです。
ところがどっこい、衝撃というか、感動でした。
乾燥機ひとつで何を大げさなと思われますが、ミーレはすごいと本当にビックリしました。
ストレスなく乾かせる、なんて理想的な乾燥機なのに、古いとか、乾燥機はどれも同じとか言ってゴメン!
実際に使ってみて、衣類乾燥機を見る目がガラッと変わりました。
過去の自分に衣類乾燥機を買うなら、迷ってないでミーレにせよと伝えます。
今回は、衣類乾燥機は便利だけど、ミーレはここが違う!を解説します。
具体的にミーレの衣類乾燥機がなぜ手間がかからず、理想の乾燥ができるのか、他メーカーの衣類乾燥機を使ってきた経験から違いをお伝えします。
衣類乾燥機は、賃貸にもともとあるもの、自分で買ったもの、それぞれ違うメーカーの衣類乾燥機を使ってきました。
マニアックな内容になりますが、最後まで読んでもらえると嬉しいです。
自分で買った衣類乾燥機は、Grundigのもので、いまだトロムソの持ちアパートに置いてあります。
アパートは売りに出しており、家具家電は置いたままです。
Grundigはドイツ家電メーカーです。
Miele(ミーレ)衣類乾燥機T298Cコンデンサー式
まず、現在使っているMiele(ミーレ)衣類乾燥機について説明します。
2008年発売のモデルで、コンデンサー式です。
容量は6キロ。エネルギー効率はBクラスです。
☑スペック詳細
容量:6キロ
エネルギー:B
発売年:2008年
ここまで見ると、一般の乾燥機とほぼ同じ感じです。
私が以前買ったGrundigの乾燥機のスペックも似ています(容量7キロ、2014年購入)。
ミーレの衣類乾燥機は、絡まない、シワシワにならない
じゃぁ、なぜミーレが素晴らしいかというと、
- その①絡まない
- その②シワシワにならない
- その③柔らか仕上げ
これらができるから。
解説します。
素晴らしいところその①:絡まない
ベッドシーツとボックスカバーを一緒に乾燥しても、絡みません。
余裕でふんわり乾きます。
他メーカーの乾燥機を使っていたとき、長いシーツはぐねぐね絡まるわ、ボッスクシーツの端っこに丸まって、乾いてないことが頻繁にありました。
それをいったん出して、ほどいて、再び乾かすという作業をやっていました。
ベッドシーツは週1回は洗うので、毎回この作業が手間というか、ストレスでした。
それが、ミーレだと、全然絡んでないし、ボックスシーツも掛けカバーも均一に出来上がっています。
素晴らしいところその②:シワシワにならない
タオルや衣類の洗濯物を一緒くたに入れて乾かすと、かなり高い確率で薄い素材のものはシワシワになっていました。
モノによって、乾かす温度や時間が違うからです。
キッチンタオルとかならシワになってもそんなに気にならないですが、シャツなんかは大変です。
スチームアイロンでシワを伸ばしながら、何のために乾燥機にかけたのかと腹が立ってくるし、しかもシャツについたシワはなかなか戻らない。
それがですね、ミーレの衣類乾燥機で乾かすと、全然シワになりません。
乾燥機能をいろいろ変えたり、厚さが違うものを混ぜて入れて、実験をしてみたんです。
乾燥機が終わってみると、、、なんということでしょう♪ 全然シワになってません。
いやーさすがです。
最初からミーレにしとけば、今まで苦労しなくて済んだのに~
ミーレの素晴らしいところその③:柔らか仕上げ
3つ目のポイントです。
素材の違うものを混ぜようが、分けようが、どっちでも、ちょうどいい具合の柔らかさで仕上がります。
コインランドリーだと、これぐらい普通にできると思われるかもしれません。
コインランドリーまで行かなくても家でできちゃう、家庭用でここまでできるって本当に有難いです。
あと、乾燥プラグラムもいろいろあって、使えるんです。
例えば、GORE-Texジャケットやダウンは1枚ごとの乾燥を◎
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乾燥機に向かないものでも乾かせるようになっていて、デリケートな服用、低温乾燥、30分温風、15分冷風なども選べます。
細かく選べるって、乾燥マニアなら嬉しいポイントだと思いませんか⁉
ミーレは20年使える
ミーレは高いけど、20年は使えるとよく言います。
賃貸のものなので、どれぐらい使用されたかは分かりませんが、古いから劣っているわけじゃないんです。
2008年度発売されたとして、使用20年まであと7年は使える。
機能性を考えても、20年のコスパは良いです。
ちなみに、私のGrundigの乾燥機は4年使用して、乾燥パワーはダウンしました。
衣類乾燥機の電気代
けっこうかかると思われそうな衣類乾燥機の電気代。
私はノルウェーに住んでいるので、ノルウェーの場合になりますが、そんなにかかりません。
ノルウェーの家は、ガス利用はほとんどなく、基本オール電化住宅と同じと思ってください。
北部に住んでいるとき(暖房代は共益費で支払い)、電気代は月3000円前後。
南部に住んでいたとき、夏は4000円前後、冬は1万5千円ぐらい(最大2万円)でした。
毎日の電気代に含んでいるので、乾燥機のみの電気代は分かりませんが、週2回使っても高くないです。
メンテナンス、掃除は簡単!
どの乾燥機でも、綿ゴミが出るため、簡単な掃除が必要です。
使ったあと、「フィルターについた綿ゴミを取る」基本、これだけです。
あとは、使用頻度によって、1~2か月ごとのクリーニングがあります。
必要なクリーニング
- フィルターは毎回
- コンデンサーは月1回
実は、最初ミーレの衣類乾燥機のフィルターがどこにあるか分かりませんでした。
ドアを開けたらすぐにあるフィルターには、毎回ほとんどホコリがないんです。
ミーレはホコリをも出さないのか!と思ったのはただの勘違いで、ドアのほうにフィルターがついていました。
1か月半もフィルターの存在に気づかなかったので、ぬりかべが出来ていました。
↓閲覧注意です↓
この状態で乾燥機をかけていたので、電気代もかかっていたでしょう・・
ゴミがたまったままだと、エネルギー効率が悪くなります。毎回取るのがベストです。
次に、コンデンサーです。
コンデンサーは30回ごとに洗うのが目安。シャワーでざーっと洗い流します。
毎日使用する場合、月1回で洗う感じです(メーカーのマニュアルを確認してください)。
私のGrundig衣類乾燥機は、2か月に1回は洗わないと、ホコリや髪の毛まみれで汚くなっていました。
ホコリがたまった状態で乾燥すると、無駄にエネルギーもかかってしまうので、キレイにしておくほうが良いです。
フィルターがほこりまみれだったので、コンデンサーも見てみました。
ほとんど汚れてない。すご!
軽くホコリをふき取り、コンデンサーをシャワーで洗い流しました。お手入れ簡単♪
次のチェックは2か月後です。
コンデンサーがキレイだということは、ここに到達するまでに、ホコリ除去ができている。
掃除機もそうですが、ミーレのこだわりのひとつにあるのが空気洗浄パワーです。
「汚れた空気を出さない」ここでも威力を発揮しており、掃除機と共通して、すごいなと感心しました。
やっぱり最強、Miele(ミーレ)掃除機|Complete C2 Eco Lineのレビュー
ちなみに、ノルウェーなら、T298 モデルはまだ売っています。
Finnで探してみてください。
▲約4万円(3500kr)で販売中。
おわりに
もちろん、ミーレだからといって全てがパーフェクトではなく、音がしたり、乾燥に時間がかかったりします。
しかし、それらを差し置いても衣類乾燥機のメリットは優勢です。
以上、私の偏愛たっぷりレビューでした。
おまけ
2020年に発表されたミーレ最新モデルのT1は、大容量9キロ、かつ省エネが目玉です。
エネルギー効率は最も高いA+++を獲得しています。
(エネルギー効率はヨーロッパの水準です)
従来の、消費電力の最大50%まで節電。
気になるお値段は、42万3500円(税込)
▼ミーレ公式Webサイトを見る▼
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