2022年の年末、ピリネー山脈でハイキングに行ってきました。
ピリネー山脈は、フランスとスペインにまたがって位置します。
私たちは夫の実家があるスペイン側のオルデサ国立公園からスタート!
ハイキングの後半は、道が凍結しており、クランポンが活躍しました。
この記事では、ピリネー山脈でのハイキングの様子をお伝えします。
ピリネー山脈スペインの国立公園
場所は、スペイン北部アラゴン州。ピリネー山脈があるスペイン側の国立公園です。
名前は、オルデサ・モンテペルディード国立公園(El Parque Nacional de Ordesa y Monte Perdido)。
ピリネー山脈はフランスとスペインをまたがっているので、フランス側またはスペイン側から歩くことができます。
写真の看板、左側に注目です。
川で泳ぐのはダメ。キノコを採るのはダメ。ドローン撮影はダメなど、計20個の規制がありました汗
保護されているのは分かるけど、ちょっと多いですね。
ハイキング日は12月27日。オフシーズンのため、国立公園の駐車場に駐車できました(無料)。
歩いたのは、人気のハイキングコース(Cola de Caballo)で、最後の滝が見どころ。
距離は往復18キロです。
いきなりですが、ファッションチェック。
わたしの愛用品を紹介します。()はブランド名です。
- メリノウールの帽子(Bergans of Norway)
- GORE-Texレインジャケット(マムート)
- メリノウールインナー(Devold)
- フリース(Klattermusen)
- パンツ(North Face)
- メリノウール手袋(Hestra)
- トリビュート40のザック(カリマー)
- メリノウール靴下(Darn Tough)
- 登山靴レネゲート(Lowa)
- トレッキングポール(Black diamond)
ブログ記事で紹介したことがあるものは、リンクを貼っているので参考にしてください。
出発時は小雨だったので、レインジャケットを着て歩きました。
ジャケットの中は、メリノウールインナーとフリースで重ね着しています。
今回のハイキングコースは、渓流に沿ったハイキング道を歩くため、勾配はあるところは少しある程度で、きつくはないです。
6歳以上が対象で、子連れ家族もいました。
途中にいくつか滝があるので、途中まで行くのもありです。
きっと秋は紅葉がキレイだと思います。
ときどき青空が見えました。
迫力満点です!
ピリネーにもライチョウがいるんですね。
最後に名所の滝に到着。
写真では分かりづらいですが、とっても大きな滝です。
冬の登山にはアイゼンが必須
雪山ではないけれど、冬ということでアイゼン(クランポン)を持ってきて正解でした。
わたしはSnow lineというアイゼンを使っています。
ハイキングコースの後半は、道が凍結していたので、アイゼンを装着。
アイゼンをつけて歩けば滑り止めになるので、氷の上でも安全に歩けます。
しかし、大半の人は登山靴またはスニーカーのまま、滑りながら歩いていました汗
かなりキケンです。
使っても使わなくても、万一のため、持っていきましょう。
12月26日はどこも開いてなかった
国立公園には、クリスマスの翌日に出発しました。
車中泊をした次の日にハイキングを予定したのですが・・
アラゴン州では、12月26日はまだ祝日でスーパーもレストランもどこも開いてなかった汗
結局ガソリンスタンドでカップラーメンとパン、スナック菓子を調達しました。
ないよりはマシです(あとは車にインスタントの豆があった)。
出発したとき、夫の実家のあるバスク地方ではスーパーは通常通り開いていたので、他の地域も開いていると思ったのがダメでした。
出発するときには、食材も準備してから出発しないとこういうことになると反省です。
おわりに
いつもはノルウェーで歩いているので、スペインのピリネー山脈のハイキングは新鮮でした!
ノルウェーでは規制が少ないし、かなり自由な点ではアウトドア天国と言えます。
冬はアイゼンを持っていきましょう!