【ノルウェーで物件探し】家のオークションとデジタル契約

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次に住むアパートの契約をしました!手続きが済み、無事に鍵を受け取りました。

今年初めに引っ越してきたばかりですが、今住んでいるところは短期契約の賃貸。

そこで引っ越して間もなく本住まいとなる物件を探していたことろです。

今回の記事は、物件探しと家のローンについての記録です。

コロナなので、内見以外はほぼ全てデジタルでした。

デジタルサイン、デジタル契約であっさりと済みました。

では、物件探しと契約につていお伝えします。

家探し

ただいま、短期契約の賃貸物件です。

本住まいを探すため、物件を探し始めました

しかも、賃貸でなく、買うという選択です。

家の購入には、頭金が必要です。住宅の価格のだいたい3割が頭金になります。

まずは、銀行に相談します。

銀行はDNBで、担当の方に事情を説明しました。

  • アパート売り出し中
  • 住まいを探してる
  • 頭金はない

トロムソのアパートが売れるという見込みで、ローンが組めると回答が出ました。

ローンは2つあり、

  1. Mellomfinansiering(頭金の役割、最初の6か月支払う)
  2. Boliglån(25年支払うローン)

本当に買いたい場合は、銀行でfinansieringsbevis(英語ではfinancing certificate)証明書をデジタル発行してもらいます。

↑証明書があると、オークションにすぐ参加できるので、事前に準備しておくと便利です。

物件と場所のリサーチ

今住んでいる場所から夫の勤務先は50キロも離れています。

なんでそんなところに住んでる?というのは、勤務先がある街で家を借りれなかったからです(悲)


ノルウェー南部で賃貸探しと手順、注意すること

とりあえず、場所のリサーチを始めました。

市内や大学周辺エリアを歩いて回り、住みやすそうな場所に目途をつけました。

いろいろ希望する条件はありますが、1番の条件は日当たりが良いことと大きな修繕が必要ないこと。

希望に一致した物件が1つあり内見に行きましたが、価格ははるかに高い。

2010年のアパート3階建て56平米の物件で5千万を超える(4.6百万kr)。

内見は15分、あとはデジタルレポート

2つ目の物件。

2007年にできた築14年のアパート、52平米です。

実際にはベランダは半分の大きさ
写真だとキレイに見える

割り当てられた時間は15分。

驚いたのは、内見というのに掃除しなかった?・・・床にはゴミが落ちたままでした。

引き渡しのあと掃除しました


引き渡しのあとは、さすがに床にゴミは落ちてなかったです(笑)

詳しい住宅の条件や水回りの状態は、デジタルレポートで見ます。

入札はオークション

入札は、オークション形式(Bud)です。

内観があった次の日からオークションできます。

スマホを使って、個人情報と希望価格を入れて送信。オークション開始です。

私たち以外にも2組の参加者がおり、値段が上がるごとにスマホにSMSでお知らせが来ます。

後半、離脱者が出たので、最後の10分は一騎打ちに。

不動産会社から電話がありました。

「入居希望はいつですか?」

「売り手は、すぐに入居するならこの値段でいいと言っていますが、6月の入居予定なら○○高くしたら・・」

はぁ❓ということは、まだ高くするつもり。詐欺か?と思いました。

オークションに参加する際には、6月入居希望と記入していました。

オークッションが終わってから、具体的に入居日について話し合います。

だいたい売り手の引っ越し予定に合わせる場合が多いです。

オークションが終わる直前に、すぐに入居するならいいけど、入居しないなら金額上乗せするとかありえん‼

私は不動産会社とぐるになった転売ヤーなる詐欺じゃないかとしか思えなくなりました。

夫はこれは心理戦だといいます。

早く売ってしまえば共益費を2か月分払わず済むというのが家主側の希望。

それはそうだけど・・と後になって理解しました。

契約手続きのあとすること

翌日、契約書類がメールで送られてきて、オンラインで入力して、サインもデジタルです。

すんなり済むので、難しくないです。

同時に銀行にも連絡。

「Congraturations!おめでとうございます!」と担当者さん。

嬉しいけど、なんか不安です。

実際にローンを組まないといけないので、書類を準備してもらいました。

銀行によりますが、DNBは書類にサインが必要でした。
 

入居までの目安の時間

手続きや入金があるので引き渡しはスムーズにいって約1か月はあったほうがいいです。

個人差があるので、事前に銀行と相談して決めてください。

希望するスケジュールは出せますが、だいたいは売る側の退去日に合わせて決めることが多いです。

ローンなどの手続きがあって、引き渡しは結局1か月後となりました。

引き渡しのあと掃除をしました

引き渡し当日は立ち合いで、オンラインで手続きをやります。

家主は警察官だとおっしゃてました。

すでに引っ越されていて、早く売りたかったようです。

まだ怪しいという思いがぬぐえない(笑)

家具家電などは交渉も可

壁に設置されている家具や台所、ビルトイン式のものは基本そのままついてきます。

家電が新しかったり、家のサイズに合わせたテーブルなど家具家電を売る/買うこともできます。

私たちの場合は、家主がサムソンの冷蔵庫と洗濯機を持っていて、買わないかと聞かれました。

サムソンはイヤなのでお断りしました。

その他カーテン、クローゼットの引き出しなど買わないかと聞かれました。こちらもお断りしました。

おわりに

無事に家が決まりました。

予定より早い引き渡しに不服でしたが、まぁこれも運かもしれません。

コロナの中、全ての手続きがデジタルになっており、家の契約もサインもデジタル化。

実際に紙の契約書にサインしたのはアパート1枚と、ローンの契約書は、銀行でサインしました。

物件探しと契約から引き渡しが済んだことをお伝えしました。

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