日帰り登山

ノルウェーでのハイキングの4つのレベルと難易度について

ハイキングや山歩きを安全に楽しむために、どのようにコースを選べばいい?

それぞれの経験や体力に合ったコース選びが重要になります。

4つの難易度と有名なフィヨルドハイキングのレベルの違いなどについて書きます。

レベルの目安と説明

ノルウェーでは、ハイキングレベルの表示は、緑、青、赤、黒に分けられ、難易度が上がる。

▽体調や体力、経験、トレイルの難易度や歩くペースなど考慮して目安にしてください▽

:初級。標高300メートル以下。距離5キロ以下。

:中級。標高600メートル以下。距離10キロ以下。トレイルに勾配がある場所も含む。

:チャレンジング。標高1000メートル以下。距離20キロ以下。体力、スキル、経験が必要になってくるレベル。トレイルは急勾配の場所も含む。

:ベテラン。リミット無し。登山上級者向け。

詳しくは、Grading, safety & equipment(英語)

有名ハイキングコースのレベル表示

ノルウェー南西部にプレーケストーレン、シェグラ、トロールトゥンガという有名な3大ハイク。

筆者は3つとも歩いた経験があるので、ハイキングのレベルの感想を紹介します。

Preikestolen(プレーケストーレン)

ノルウェーを代表するリーセフィヨルドのハイキング。

往復3~4時間。初心者からベテランまで楽しめるコース。

ノルウェートラベル公式ガイドvisitnorway.comを見ると、難易度は赤のチャレンジング。

ココがポイント

家族連れ、トレイルラン、色々な年代の人が楽しめる、定番ハイキングコース。

すぐ近くにホテルとホステルもある点は便利。

最近はハイキング経験のない観光客が増え過ぎたため、難度を若干高めに設定しているのかも。

 

Kjerag (シェラグ)

鎖場、岩場ありのハイク。

最後、勇気を出して岩に登って写真撮影!

ココがポイント

フィヨルドに挟まれた岩にのる、すごいスリルでした。

ハイクはチャレンジレベルですが、プレーケストーレンに比べるとシェラグの方が、難易度は少し高いと思う。

行けたら両方行くのがオススメですが、初めてならプレーケストーレンに行くのがよいと思う。

Troll tunga(トロールトゥンガ)

とにかくトレイルが長い。そのためキャンプする人も多い。

ただし、経験と知識、時間の余裕、体力・スタミナが必要。

ココがポイント

トロールトゥンガは長くて本当にきつかった。

最後のトロールトゥンガにたどり着くまでの持久力が大事。

日帰りハイキングの服装と基本の持ち物

簡単なトレイルや日帰りハイクでも、服装と持ち物はとても重要。

メリノウールや化繊の速乾性シャツをベースレイヤーにして、その上にフリースなどを着て、レイヤリングする。

防寒・防風用に、ウインドパーカーやウインドブレーカー等を、リュックに入れておく。

注:コットンTシャツやヒートテックは、汗をかいて身体を冷やす原因になるので避ける!

靴は、運動用、またはハイキング用の靴やブーツで、できたら底が固く、靴のグリップ力があるもの。

靴下もハイキング用かウール素材がよい。

飲み物と行動食も忘れずに。

1~2時間の短いコースでも、十分な水分、チョコレートや糖分補給になるようなスナックも併せて持っていきましょう。

服装
メリノウール、化繊の長袖・半袖シャツ(できれば下着もウールまたは化繊がよい)
フリース、セーターの防寒着
防風パーカー、防水パーカー(天候による)
ハイキング用の靴と靴下

持ち物
水やスポーツドリンクなど
行動食、スナック
カメラ
地図
帽子
サングラス
日焼け止め
虫よけスプレー (ノルウェー北部はハエと蚊がたくさんいます)
ティッシュ
絆創膏
ゴミ袋
ウール帽

おわりに

安全にハイキングを楽しむためにも、自分の経験や体力にあったハイキングのレベルを確認し、持ち物の準備をしっかり行うことが重要。

レベルが上がると、必要な持ち物は変わります。その都度、トレイルに合わせて計画してください。

準備は万端に。忘れ物したら簡単には取りに帰れないので~!

 

 

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