「多くの人は幸せについて、知っておくべきことを知らない」
幸せについて知っておくことがあるの?と驚きました。「99.9%は幸せの素人」を読んでみたので紹介します。
幸福にまつわる様々なテーマ【お金、友達、行動、学び、結婚、成功】について、どんな行動や気持ちで、満足したり、幸せと感じるのかを解説しています。
面白いのは、読んだら、即実行してくださいというところ!
実際にやってみることがとにかく大事だと何度も言われるので、やってみようという気になります。
心理学やデータ、研究の事例も出てきますが、本というより、ブログを読んでいる感覚で読めました。
今回は、幸せになるためには、自分がなりたくない不幸せな状況を設定するというエクササイズを実際にやってみたので、そちらも紹介します。
幸せになるには、なりたくない不幸せな状況を設定する
幸せは人それぞれ。人によって違うという前提でお願いします!
質問です。
自分にとっての幸せをイメージできますか?
・
・
・
まぁ、それなりに幸せかなとイメージできたかなという方!(←わたしも)
そこが要注意だと著者の星渉さんは訴えます。
なぜなら、
からです。
ポイントは、幸せと不幸せの両方のイメージを、具体的に明確にすることです。
幸せになるには、なりたくない状況を設定する
☑やり方
- 紙とペンを用意します(紙でもノートでもいいので、左半分と右半分に分けると書きやすいです)
- まず、自分がなりたくない不幸せな状況を設定します
- 次に、不幸せな状況を反転させます
不幸せな状況を設定するとか、え?と思いました。
よく分からないなと思いながらも、本の例を2つ真似して書いてみました。
そのあとは、だだっーと10個でてきた!
書き出した『なりたくない状況』です。
☑なりたくない状況(左)
- 常にイライラしている(例文)
- 常にお金の心配をしている
- 利益やメリットを独り占めしている(例文)
- 自分でお金を稼ぐことができない
- 好きなこと(ブログ)ができない
- 好きな所、行きたい所に行けない
- 家族の仲がよくない
- 家が汚い
- 家族を旅行に連れていけない
- 家族が病気
こんな感じです。これは私の不幸せ。
次に、書きだしたことを反転させたことばに置き換えます。
☑幸せな状況(右)
- いつもご機嫌、ニコニコしている
- 心に余裕がある
- 利益を分かち合い、幸せをシェアする
- 自分で稼ぐことができる、経済的自立
- 好きなこと(ブログ)を好きなだけする
- 好きなことを仕事にする/している
- 行きたい所に行ける
- 家族の仲がほどよく良い、心地よい関係
- 家の仲がキレイ、すっきりしている
- 家族を旅行につれていく
- 家族が健康
幸せな状況と、なりたくない状況の両方が見えて、面白いと思いました。
好きなことはありますか?幸福度をあげるコツ
あなたは何をするのが好きですか?
料理、パン作り、ガーデニング、映画、読書、スポーツ、ハイキング、美術館巡り、旅行など、いろいろあると思います。
好きなことや、趣味だけではもったいない、もっと幸福度をあげる方法があります。
「好きなこと」、「得意なこと」が分かれば、それが「人の役に立ち」、さらには「収入になる」ことです。
これらを活かす方法は?
例えば、『ブログ』が分かりやすい例です。
ブログが好きだからブログを書きたい
↓
得意な分野を磨く
↓
ブログで発信する
↓
人の役に立つ情報を書く
↓
小さな目標を立てる「収益1000円」
小さい目標を一つずつクリアにしていくと達成感も感じられ、実際の達成率も高くなります。
ちなみに、年齢は関係ないです。誰でも始められます。
小さい目標のその先には、大きな夢や目標を持ちましょう。
なぜなら、夢=目的地だからです。
旅行と同じで、目的地が分かるから、わくわくする。
夢や目標がないのは、行先がない飛行機に乗っているのと同じこと。
ここはどこ?いつ着くのか分からないままだと、不安になってしまいます。
小さい目標をだんだんクリアにして、大きな目標に近づけたい!とやる気がわいてきます。
おわりに 自分の幸せ軸を持つ
「これからの時代は、幸せになるために学ぶ必要がある」
幸福学の研究者である前野隆司さんが終章でまとめています。
どんな時、何に対して、自分にとって幸せかを知っているかどうかが問われます。
自分の幸せ軸は、何だろう?
幸せに生きるために、自分の好きなことは?
ぜひ考えてみてください。
本では、他にも幸福度を高めるコツが紹介されています。
「99.9%は幸せの素人」を読んだ感想は以上です。