モノは少なく、快適に暮らしたい。
私はモノは減らす方だけど、どんどん捨てることが目標ではなく、少なくても快適に生活できる適量を目指しています。

モノを減らしたけど、もっといい収納方法や便利な使い方ができないかなと思うことがあります。
次の住まいもそうです。
▼そこで見つけたこちらの本。
「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」しかま のりこ(著)
家具配置のルール、思いつくのは、家具は低くすると部屋が広く見えるとか?ぐらい。
少しピンときませんでしたが、百聞は一見に如かず。電子書籍のBookLive!でぽち。
著者のしかまさんは、一級建築士、模様替え作家として20年間活動されています。
プロからの指南本、自分であれこれ考えるよりきっと役立つはず~と読み始めました。
この本では、部屋が狭い、片づけているのにモノが片付かない、なんか動きにくいと感じる人のために、どのように動線を取り、家具を配置したらよいかを説いています。
相談ごとにビフォー→アフターのイラスト入り。
リビング、子供部屋、狭い部屋やワンルーム、ペットコーナー、テレワークなどの全ての相談ごとに家具のレイアウトがあり、問題を解決していくので、「なるほど!こういう風にするのか!」と分かりやすいです。
次の住まいではサイズダウンするので、私も動線ルールを取り入れたい。
では、「狭い部屋でも快適に暮らすための家具配置のルール」を読んで参考になったアイディアと、本の感想をお伝えします。
目次
モノを減らしただけでは快適な部屋にはならない訳
モノを減らせば、快適な暮らしになるはずと、モノを捨てるだけでは居心地のよい部屋にはなりません。
なぜなら、もともと家具配置は難しいという著者。
動線ー空間ー家具の配置がバランスよく取られるから、心地よい部屋になる。
それにダイニングにはダイニングテーブル、リビングにはテレビやソファというように固定観念で決めた配置にしがち、というか、そうしている!
よって、動線を邪魔した家具配置になっていることが「何か使いにくい」と感じる原因になっていると。
『動線』分かっているようでできてない場合があります。
というわけで、本の中では、さまざまな相談から家具配置を解決していきます。
家具は新しく買わないといけないのか?
動線に合わせるためでも、家具はできたら持っているもので合わせたい。
本では、家具は買わずに移動させる事例も多いので安心です。
予算が5万円という相談や、新しい家具で模様替えするレイアウトもあります。
後半には、子供の成長で合わせる、ワンルームや収納に便利な家具などを紹介されています。
イケア、ニトリ、ディノスなどの家具で、実際のサイズや大きさを知ることができるので参考になります。
動線を引いた空間に、必要な家具を置く
部屋の入り口、ベランダの出入り口など、動線の前や近くに家具があると、なんか動きにくいと感じる原因です。
プロの著者は最初に動線を引いて家具配置を考えます。
たとえ12畳のリビングでも動線部分が3畳なら、9畳が実際のリビング面積、という風にです。
なので9畳として部屋の細部を見ながら、家具のレイアウトを考えるそう。
リビングは散らかる場所だから専用コーナーを作る
リビングは家族が集まる、モノが集まるので、散らかる場所になります。
お子さんがいる場合は、おもちゃや学習用の収納も必要になってきます。
今はテレワークでしょうか。専用コーナーを作りたい人も。
リビングに遊ぶ場所、学習やテレワークの専用の場所を作り、家具を配置します。
そうすれば、動線は確保され動きやすい。
かつ、専用コーナーに収納もあるので、片付けやすい。散らかりにくい。
細部まで考えられ、これならストレスなく快適な部屋になりそう!さすがプロ、感心しました。
ちなみに家具や収納が多くなる場合は、できるだけインテリアは引き算です。
取り入れたいアイディア:カウンターテーブル下

台所スペース
次に住むアパートは台所がUの字。
写真ではちょっと分かりにくいですが、カウンターテーブル風になっています。
しかしダイニングテーブルがあるのでカンターテーブルは使う予定はなし。広い作業台ぐらいの役目かと思っていました。
本のアドバイスでは、カンターテーブル下に収納を置く、とあります。
そういえば、カウンターテーブル下の収納にするという投稿をブログで拝見したことがある!!と記憶をたどって、「なるほど、確かに収納に使えそう」と腑に落ちました。
カウンターテーブル下が使えるかも
ダイニングテーブルでパソコン作業をするので、近くにパソコンを置く場所があれば便利だなと思います。
以前は専用の置き場はなくパソコン収納バッグに入れて、ソファの下に隠していました。
掃除機をかけるときはソファの上にあげて、と今思うとちょっと面倒なことをしていた。
カンターテーブル下に専用コーナーにすれば、掃除もしやすいし、収納と作業場の動線が近くなって良いです!
あまり出番はないけれど、プリンターも一緒においておけば便利だと思います。カンター下の左側の収納が使えそうです。
趣味のものはまとめて置きたい
夫は趣味のカメラ類があります。私はミシンを持っています。
どこに収納するか、が考えどころです。
何でもクローゼットに入れてしまおうと思うけど、クローゼットぱんぱんになる汗
ぱんぱんにならずに置ける専用コーナーを考えないといけません。どこだ!?
おわりに
家具配置にはコツがいる。ルールがある。
こうすれば便利そうと感覚では分かっているけれど、実際に動線と配置をどのようにしたらよいか、最初から動線を引いた空間で考える手順を教えてくれる本です。
壁収納、空間分け、狭い部屋の引き算インテリアなど、具体的なレイアウトや家具の選び方はとても参考になります。
今回は、ちょうどよい機会なので、動線を考えた家具の配置に役立てたいです!
本の感想は以上です。