
9月はリンゴンベリー(和名はコケモモ)の季節です。
北欧では赤い実をつけたリンゴンベリーで足元が彩ります。
IKEAのフードコートでミートボールを食べたことがある方は見たことがあるのでは?ミートボールに赤いジャムが添えられていて、何か不思議な組み合わせと思いませんでしたか?
あのジャムは、リンゴンベリージャムでした。ジャムやソースとして北欧の家庭料理によく出てきます。
リンゴンベリーの実を購入し、ジャムを作ったので紹介します。
北欧でポピュラーな秋が旬のリンゴンベリー

北欧でリンゴンベリーは山や森の地面をはうように自生しています。
ベリーは、ジャムやソースに加工します。
肉にジャム⁉をつけて食べるのは衝撃でしたが、案外合う気がします。ノルウェー、スウェーデン、フィンランドではメジャーな食べ方です。
ジャムはパンにつけたり、ワッフル、ミルク粥、肉料理の付け合わせとして多用に使われます。

わたしもリンゴンベリージャムが大好きで、この甘酸っぱさがクセになります。
関連記事です
朝食にはリンゴンベリージャム!
ノルウェーの朝食はほぼ毎日同じメニューで食器もワンパターン
リンゴンベリージャムの作り方

今回は、スーパーで購入したリンゴンベリーでジャムを作りました。
材料はリンゴンベリーと砂糖の2つ。
1.リンゴンベリーを洗う、瓶を煮沸する
2.リンゴンベリー、ベリーの半量の砂糖を入れる
3.火にかけて混ぜながらアクをとる(15~20分ぐらいでクタッとしてくる)
4.瓶に入れたあとは、熱い状態のまま鍋に入れ、脱気

ジャムのラベルを参考にすると、リンゴンベリーと砂糖の比率は6対4。
わたしはベリー750gに対し、砂糖350gにしたけれど、砂糖は450gでもよかったと思います。
レモン汁を入れてもOKです。
15分以上煮るとクタッ、トロっとしてくるので、そこで火を止めます。
火を止めるのが早すぎるとあまり美味しいジャムになりません。
日本で買えるリンゴンベリー
北欧や北アメリカの森に自生しているリンゴンベリーですが、日本でも苗木やジャムとして販売されています。
日本では苔桃(コケモモ)とも呼ばれます。地面にはうように生える姿を例えています。かわいい名前。
ツツジ科スノキ属の低木で、酸性の土壌で育ちます。
寒さには強いが、暑さに弱いのが特徴です。白い花が咲きます。
ジャムもあります。写真はカナダ産のジャムです。

IKEAのリンゴンジャム
IKEAのリンゴンベリージャムです(写真はお借りしました)。400g入りで599円。
SYLT Lingon
おわりに
北欧でポピュラーで今が旬のリンゴンベリーは、ビタミンE豊富で抗酸化作用があるスーパーフードでもあります。
リンゴンベリーの実を購入したので、簡単なジャムの作り方をお伝えしました。
実りの秋、関連記事です
森で宝探し!ノルウェーでキノコ狩りとカゴ